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これから航空整備士になりたいと考える方にとって、就活やキャリアを考えるうえでは先輩整備士のお話がとても参考になります。 本インタビューでは、FSCとLCCの両社を経験した河田さんに、それぞれの整備現場や航空整備士としての魅力の違い、航空整備士になるうえで重要なことについて伺いました。

インタビュイー
河田 征司さん
FSCとLCCの両社を経験したベテラン整備士
FSCでの経験を経て現在はPeachで活躍する河田さんは、整備の枠を超えた幅広い知識と温かな人柄が魅力の航空整備士。「好きな仕事」を大切にし、チームでの人間関係を「財産」と考え、若手に対しても親身になってアドバイスをする頼れる先輩の姿勢で整備業務に取り組んでいる。
編集チーム
基本的に整備士として求められる役割や、お客様に安全な飛行機を提供するという点は何も変わりません。
違いがあるとすると、部品のストック数などで、FSCでは扱っている機種も多いためストック数を多く持っていますが、LCCでは必要に応じて部品を取り寄せるようにしています。これは運航を軽んじているというわけではなく、国土航空省 航空局が規定する装備やストック数は十分に守ったうえでの、コスト削減のための努力の一つです。
他には、FSCだと機材管理などに専門担当者がいますが、LCCでは整備士自身で管理していたりという違いもあります。
編集チーム
FSCは基地が色々な所にあるので、色んな場所で働けるし、色んな人と関わりを持つことができます。また、会社規模も大きいため、24時間体制を取れるから色んな面で安心できるなど、こういった部分が魅力だと思います。
LCCは一人一人の整備士が広く深く、様々な業務に関わることができたり、若いうちから資格を取ってバリバリ働けるという特徴があるので、やりがいは大きな魅力だと思います。
編集チーム
FSCとLCCで大きく比較すると、総合的にはFSCの方が福利厚生などはしっかりしていると思います。
ただ、Peachの場合は少し特殊で、通常なら手当として支給される住宅手当や資格手当を、給与に上乗せするという形で現場に還元してくれます。
一見すると手当が少ないように見えるのですが、給与でみると若手のうちからアップしやすく、資格手当なども給与に上乗せされることで、管理スタッフに異動など現場を離れても給与が下がらないメリットがありますね。
編集チーム
やっぱり「好き」という気持ちが一番だと思います。飛行機が好き、機械をいじることが好きとか、自分は何が好きなのかってことを大切にしてほしいと思います。
あと、整備士は一人でできることは少なくて、チームで誰かと一緒に取組むことがほとんどなので、誰かと関わることを好きと感じられることも重要だと感じます。誰かと関りを持つということは、それ自体が大きな財産になるとも思います。
企業の規模やブランドなどを気にするのではなく、一生懸命取り組みたい、チャレンジしたいと考えるのであれば、LCCをおすすめしたいですね。規模が小さい分、LCCは色んな人と密接に関わることもできるので、より多くの経験や知識が身に着けられると思います。
FSCとLCCの両社を経験した河田さんに、それぞれの整備現場や航空整備士としての魅力の違い、航空整備士になるうえで重要なことについて伺いました。
LCCではお客様に安全な飛行機を提供するという役割は変わらないなかで、工夫によりコスト削減を実現している点や、一人一人の整備士が広く深く、様々な業務に関わることができる魅力などを語ってくれました。
取材に協力いただいたPeachでは航空整備士の採用も積極的におこなっているので、航空整備士に興味がある方は、ぜひ採用サイトをご覧ください。
当メディアを監修するPeach Aviation株式会社は、日本国内で初となるLCC(※)として、日本の航空業界に大きな影響を与えてきました。
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