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これから航空整備士になりたいと考える方にとって、就活やキャリアを考えるうえでは先輩整備士のお話がとても参考になります。 本インタビューでは、現場の整備士から管理スタッフに異動した篠﨑さんに、管理スタッフの役割や業務を通じて得られた発見などについてお伺いしました。
インタビュイー
篠﨑 明男さん
現場整備士からキャリアチェンジした管理スタッフ
入社当初は現場整備士として活躍していた篠﨑さんは、管理スタッフ(技術部門のエンジニア)として9年目のキャリアを歩む。現場整備と管理スタッフのそれぞれを経験したことで広い視野を持ち、自身の予想とは異なるキャリアパスに新たな可能性を見出している。
編集チーム
入社前は現場の航空整備士として働きたいという想いが強く、その頃から管理スタッフになりたいという気持ちがあったわけではありませんでした。
整備士として確認主任者資格を取得した後、1年間の成田空港での勤務を経て、MCC(メンテナンス・コントロール・センター)という比較的整備の現場に近い部門から管理スタッフのキャリアをスタートしました。
編集チーム
MCCは、運航中の航空機にトラブルや不具合が発生した際に、現場を技術的にサポート・判断支援する部署です。
実際に整備を行うわけではないが、整備現場に近い位置でサポートを行う部署で、現場の整備士が判断に迷うケースや、運航可否の判断をサポートする役割を担っています。
編集チーム
はい。現場の整備士が見つけた不具合の判断サポートをしたり、整備にあたっての手順を考えたりといった業務を担当しています。
現場の整備士としてキャリアをスタートしているので、そこで得られた経験を管理スタッフの業務にも活かせていると感じます。
編集チーム
現場にいるとアサインされた業務を担うという形で、比較的やることはシンプルだったのですが、管理スタッフになってからは業務全体を見通して、その背景まで深堀したりと、見えてくる範囲は大きく変わったと感じます。
Peachでは現場経験を積んでから管理スタッフになる必要があるのですが、この変化も現場を経験してなければ感じられなかったと、今になって振り返ると思います。
編集チーム
例えば一つの不具合があったときに、現場の整備士は部品を交換するまでが役割ですが、管理スタッフになるとその不具合が起こった理由や、どうすれば未然に防げるのかということまで考えます。
海外の航空機メーカーと打合せをするために出張に行くことも多く、安全な飛行機を提供するという目的は変わらずに、より広い世界を見ることができるのが管理スタッフの特徴なのかなと感じます。
編集チーム
私は結果的に管理スタッフになりましたが、もし管理スタッフになりたいと今から考えている方がいたとしても、まずは現場の整備士を経験するというのはとても重要なことだと思います。
現場を知っていることは様々なシーンで活かせることはもちろんですが、管理スタッフになってから見える世界もより広く感じられると思います。
現場の整備士から管理スタッフに異動した篠﨑さんに、管理スタッフの役割や業務を通じて得られた発見などについてお伺いしました。
管理スタッフは現場の整備士と同じように、お客様に安全な飛行機を提供するという目的のなかで、より広い視点を持って取り組んでいることや、現場での経験が活きることについて語ってくれました。
取材に協力いただいたPeachでは航空整備士の採用も積極的におこなっているので、航空整備士に興味がある方は、ぜひ採用サイトをご覧ください。
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会社のビジョンに「愛あるフライトを、すべての人に。」を掲げ、業界に風穴を空けるような挑戦を続けながらも、何よりも「安全」を重視しており、それを支える航空整備士の積極的な採用・育成を行っています。