【監修】Peach Aviation株式会社

Peach Aviation株式会社は、日本国内で初となるLCC(※)として、日本の航空業界に大きな影響を与えてきました。ビジョンには「愛あるフライトを、すべての人に。」を掲げ、業界に風穴を空けるような挑戦を続けながらも、何よりも「安全」を重視して、それを支える航空整備士の積極的な採用・育成を行っています。

日本初のLCC(※)として、ネクストステージを切り開く。
Peach Aviation株式会社

2012年3月に日本初のLCC(※)として運航を開始したPeachは、LCCから、高品質のサービス提供まで叶える唯一無二の航空会社を目指しています。

日本の航空業界を世界でも通用するネクストステージに引き上げるための拡大・成長を続けています。

日本初のLCC(※)として
航空会社の新たなステージを目指す

Peachは日本初のLCC(※)でありながら、従来の「低価格」だけを訴求する在り方を大きく変えていく新たなステージを目指しています。

高品質なサービス提供を通じて顧客体験の向上も目指す。

そして、コスト効率と快適性を両立させた次世代の航空サービスを構築し、顧客体験向上を図ることで、単なる移動手段を超え、旅の質そのものを高める航空会社への変革を目指し、LCCの概念を再定義する挑戦を始めています。。

2020年以降のパンデミックによる世界的な旅客需要減退
2024年3月期には過去最高の営業利益を達成

PeachはANAホールディングス傘下のLCCとして、2024年3月期には過去最高の営業利益を達成。

2020年以降のパンデミックによる世界的な旅客需要減退から、規制緩和後は利用者もさらに多くなり、国内・国外を問わず多くの方に空の旅を楽しんでもらいながら、企業も成長を続けています。

快適で思い出に残る空の旅を支えるために
Peachが掲げるコーポレートビジョン「愛あるフライトを、すべての人に。」

Peachは「ヒト・モノ・コトの交流を深めるアジアのかけ橋となり、人間愛を育むエアライン」という企業理念のもと、誰もが気軽に空の旅をできるようにすることで、その旅で生まれる大切な思い出を守っています。

ビジョンである「愛あるフライトを、すべての人に。」は、現場で働く全員が意識しており、Peachの社内では、「自分の家族や友人を安心して乗せられるか？」という視点で、一つ一つの仕事の精度をより高めるためにチャレンジを続けています。

Peachの整備士にPeachについて聞いてみた

Peachの良さってどんなところ？

Peachの社風や雰囲気は？

Peachに入社した決め手は？

Peach整備本部
エアラインエンジニアのキャリアパスイメージ

Peachでは整備士も管理スタッフも技術職と捉え、エアラインエンジニア（整備技術職）と呼んでいます。Peachのエアラインエンジニアは、階層に沿った教育・訓練が準備されており、適正によっては管理スタッフとして配置されるなど、多様なキャリアパスが広がっています。

確認主任者

機種ごとの取得が必要な各社で定められる社内資格であり、整備後に行う航空法に基づく確認行為を担当。

点検や不具合修復における品質を最終的に保証する役割で、確認主任者のサインがなければ飛行機は飛び立つことができません。

領収検査員

新たに製造された機体やドック整備などで外部に委託した機体の引き取り時に領収検査を担当。海外などに委託する場合も多く海外出張の機会もあります。

シフト責任者

整備作業の統括として、作業者のアサインや指示・進捗管理・作業環境整備などを担当。

管理スタッフ

管理スタッフは航空機の導入から退役まで、一機一機の安全性を維持する「仕組み」を構築・運用して、常に改善していく業務をしており、役割が異なるいくつかの部門があります。

品質保証部

整備の品質に携わる重要なミッションを担っており、監督省庁との折衝、整備士の教育訓練などを担当。

技術部

航空機や装備品の仕様選定を行い、メーカーからの技術文書をもとに手順書を作成します。

また使用している機材の状況からメーカーへの問い合わせや提案なども行うため、整備現場のエンジニアリング部門とも言えます。

部品整備管理部

エンジンのような大型部品から、スクリューなどの小部品に至るまで、およそ300万点におよぶ部品で構成される航空機の部品を管理する部署。

予備部品の購入、部品修理、物流など様々な分野を管理します。整備部門の予算の大部分を占め、部品の管理がその会社の整備コストを左右する重要な部署です。

機体整備管理部

就航地に整備体制を構築し、整備ができる環境を整え、どの機材をどこの基地で何の整備を行うか、といった整備計画を立てます。

自社による整備だけでなく、国内外の整備専門会社へ委託する事もあり、品質はもちろん、コスト面でも最良の計画立案を行います。

フリート管理部

機材計画に基づき、機体の導入から退役（リース機材の返却）を整備の視点から携わります。

リース会社や海外委託整備会社と粘り強く交渉する力が求められます。

整備企画推進室

Peach整備本部の羅針盤。中長期の環境変化を踏まえ、経営資源である「ヒト・モノ・カネ」を適切に配分し、目まぐるしく変わる事業・整備環境の中でITを基軸とし、常に新しい整備の姿を追い続けています。

Maintenance Control Center

日々の運航を整備として支える最前線の部門。

アジア圏を飛行しているPeach便に対し、常に目を凝らして不具合のある機体について、適切なアドバイスをしながら、機体を就航させるのか修復するのかの判断をしています。

Peachで働く航空整備士の「仕事場」

Peachの航空整備士として働く場合、主に関西空港が勤務地となります。成田空港にも拠点がありますが、整備業務の中心は関西空港で行われています。

関西空港では、整備管理スタッフを含め約160名の整備士が勤務しており、Peachの航空機の安全運航を支えています。